院長ブログ｜ 名古屋市西区で歯科・こども歯科をお探しの方ははせがわ歯科まで

横浜で開催された日本補綴歯科学会の学術大会に聴衆者として参加してきました。『補綴歯科』とは、世間にはなじみの薄い言葉です。簡単に言うと、口の中の失われた組織を人工物で補い障害を回復するもの、つまり差し歯や入れ歯、インプラントのことです。本学会は、補綴を掘り下げて勉強している歯科医師の集まりです。そして年一回開催される学術大会は歯科補綴の学術的、臨床的発展のため昼夜研究に励む研究者や臨床家の発信の場です。わたしも過去に何度か発表をさせてもらいました。初めての学会発表は15年くらい前で、その時はとても緊張しました。発表後の質問にも適確な回答ができず、共同研究者の先輩に助けてもらった記憶があります。しかし経験を積み慣れてくると、自分の中の狭い世界で築いてきたものを広く世に送り出す、素晴らしさを実感できます。いつかまた、学会発表できるよう頑張りたいです。