院長ブログ｜ 名古屋市西区で歯科・こども歯科をお探しの方ははせがわ歯科まで

今日は、WHOが制定した禁煙を推進するための世界禁煙デーです。公共の場での喫煙の制限、 分煙の徹底、そしてタバコ税の値上げなど喫煙者にはますます厳しい世の中になりました。 タバコの人体への有害性は、病理学的、疫学的にも実証されており周知の事実であります。 もちろん喫煙者も健康ヘの悪影響を知りつつ毎日紫煙をくゆらせているわけです。わたしも学生時代は一日一箱を吸う愛煙家でした。しかし歯科医師となり患者さんに口腔衛生指導をさせていただく立場となりタバコと縁を切る決心をしたのです。本格的に走り始めたのもその頃で禁煙を後押しした要因です。それまでに何度か禁煙に挑戦し失敗してきたことがあるのでその難しさは十分承知しています。ですので、患者さんに体に悪いからやめてくださいとお願いしたところで、すぐ応じて頂けるとは思っていません。
タバコが体に悪いことを知っていながら以前わたしがなぜやめられなかったか。
①「毒薬とちがいすぐに死んでしまう訳ではない、そのうちやめれば良い」
→嫌な事は何か理由をつけ先延ばし。結局いつまでたってもやめられなかった
②「喫煙者でも長生きしている人はいる、自分はその一人だ」
→楽観主義？現実逃避？その裏でタバコが原因でなくなった多くの人を無視していた。
③好きな事をやって健康をこわしてもしょうがない。自分の体は自分で責任持つ。
→健康な時はそれが当たり前で、怪我や病気をしてはじめてありがたみがわかる。
自分自身の弱さをあげるとこんなところでしょうか。
しかし本当にやめられなかった原因、それは？